ここでは、カードの能力によるChaosTCGの間違いやすいルールについてを紹介します。
‘このカードをエクストラデッキに【表】で戻す’という能力について
‘このカードをエクストラデッキに【表】で戻す’能力はエクストラキャラに重なっている1番上のカード1枚のみを移動させる能力です。
エクストラカードが重ねられていたキャラは別の領域には移動せず、アリーナに登場したままとなります。
例:《フラグの立たない彼女「加藤 恵」》に重ねて《心の美しさ「加藤 恵」》を登場させました。
その後、《心の美しさ「加藤 恵」》が持つ‘このカードをエクストラデッキに【表】で戻す’能力を発動した場合、メモリに重ねられていた《フラグの立たない彼女「加藤 恵」》はアリーナに残り、《心の美しさ「加藤 恵」》だけがEXデッキ置き場に表向きで置かれます。
※能力や効果において‘このカード’という表記がある場合、それはその能力や効果を発生させた能力を持つカードを指します。
ChaosTCGでは、‘登場’や‘エクストラキャラの登場’をしたとき、‘新しいキャラがアリーナに登場した’として扱われます。
しかし、アリーナに登場しているエクストラキャラが‘このカードをエクストラデッキに【表】で戻す’などの能力を発動したことで、別のカード名のカードになった場合は、登場していたエクストラキャラと同じキャラであるとして扱われ、状態も引き継がれます。
〇‘このカードをエクストラデッキに【表】で戻す’という能力についてのよくある質問
Q.裏向きリバース状態のパートナーに重ねてエクストラキャラを登場させました。その後、登場させたエクストラキャラが持つ‘このカードをエクストラデッキに【表】で戻す’を発動し、パートナーに重ねられていたエクストラカードをエクストラデッキに戻しました。この場合、パートナーは裏向きリバース状態のままですか?
A.いいえ、表向きスタンド状態になります。状態は、エクストラキャラの時の状態を引き継ぎます。
Q.自分のキャラAが持つ‘【Main】【ターン1】〔自分の手札1枚を控え室に置く〕カード2枚を引く。’を発動させた後、キャラAに重ねてエクストラキャラを登場させました。その後、エクストラキャラが持つ‘このカードをエクストラデッキに【表】で戻す’を発動させることで、エクストラカードがエクストラデッキに戻り、キャラAに戻りました。その後、再びキャラAが持つ‘【Main】【ターン1】〔自分の手札1枚を控え室に置く〕カード2枚を引く。’を発動することはできますか?
A.はい、発動させることができます。
キャラAに重ねてエクストラキャラを登場させたとき、元々登場していたキャラAとは別の‘新しいキャラがアリーナに登場した’として扱われます。
エクストラカードをエクストラデッキに戻した後もエクストラキャラのときの状態を引き継ぎ、元々登場していたキャラAとは別のキャラとして扱われるため、、もう一度‘【Main】【ターン1】〔自分の手札1枚を控え室に置く〕カード2枚を引く。’の能力を発動させることが可能になります。
Q.‘このカードをエクストラデッキに【表】で戻す’を発動させました。この時、自分のキャラが持つ、‘自分のキャラがアリーナから別の領域に移動した場合’を誘発条件とする自動能力は発動しますか?
A.いいえ、誘発しません。
‘このカードをエクストラデッキに【表】で戻す’は、エクストラキャラに重なっている1番上のカード1枚のみを移動させる能力です。
‘キャラ’を移動させる能力ではなく、‘カード’を移動させる能力ですので、‘自分のキャラがアリーナから別の領域に移動した場合’を誘発条件とする自動能力は発動しません。
効果によるキャラの登場について
以下のような、自分のキャラを登場させる能力を持つカードがあります。
〇効果によるキャラの登場についてのよくある質問
Q.この能力は、1ターンに1回しか登場させることができない制限に含まれますか?
A.いいえ、含まれません。
既に通常のフレンドの登場をしている場合でも、効果によってキャラを登場させることができます。
ただし、能力中に‘通常のフレンドの登場として扱う’などの記載がある場合には、1ターンに1回しか登場させることができない制限に含まれます。
Q.‘自分の手札のキャラカードを【登場】コストを支払い登場させる’と記載されている場合、【登場】コストを持たないキャラを登場させることはできますか?
A.はい、登場させることができます。
Q.‘自分の手札のキャラカードを【登場】を無視して登場させる’と記載されている場合、【登場】コストを持たないキャラを登場させることはできますか?
A.はい、登場させることができます。